洋紀Hiromichiの部屋

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痛風の発作には痛み止めが効かない?それでも私が治してしまった方法とは

痛風とか痛風発作という病気や症状をよく聞きます。
じっさい、私もかかったことがありますし、最近は増えてるみたいですね。

ただ、現在のところ痛風や痛風発作について、私は薬や医療に頼らず避けることが出来ているようです。
ということで、今回は痛風や痛風発作をどうやって私が避けてこれたのか?

その方法をお伝えしてみたいと思います。

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断食とわかめの酢の物が痛風(発作)へのカギ?

回りくどいことはいわず、最初にズバッと私のとった痛風・痛風発作の予防法・回避法をお伝えしますと、

・断食する
・わかめの酢の物を食べる

この二つになります。
上の二つの方法をどう行うのか?
この記事では私自身の痛風のヒストリーと併せて、以下に具体的な点を記載してみます。
同じように痛風持ちの方は特に興味があると思いますので、何かの参考になれば幸せです。

痛風・痛風発作についてざっくり

簡単に言うと、これは主に足の親指の関節に尿酸という物質が過度に溜まることで起こる病気です。
そしてほぼ大部分、男性特有に生じます。

より正確には医学方面のサイトなどを閲覧することをおすすめしますが、従来なら中高年の男性が発症するとされていたところ、最近では二十代の男性ですら何度も痛風発作に見舞われる、いわゆる「痛風持ち」の人が存在しているようですね。 

痛風は痛風発作という症状を引き起こすことでもよく知られています。
その症状の特徴は何といっても地獄のような激痛。
そのピーク時にはまともに歩くことが出来ないほどです。
そしてその猛烈に痛い部位を中心として患部が赤くはれ上がってしまいます。

これは、過度に溜まった尿酸が体内で結晶化し、それを白血球が攻撃して炎症が生じることで発症するらしいですね。

先記のとおり私も「痛風持ち」で、発作にも何回か見舞われました。
しかしそこから得た経験則として、症状にもある程度の軽重があるように感じます。

本当に厳しい時だと横になって寝ることも出来ません。
だから痛みが猛烈に厳しくなると、半身だけ起きて、悶絶して痛みを耐え忍ぶしかなくなります。
そして、そこまで酷いときにはたとえ痛み止めを飲んでも効かない場合もあります!

痛風については現代医学でも完ぺきに正確な因果関係を捉えきっていない?

それから、よく思うのはこの痛風という病気に関して今の医学がどこまで太刀打ちできているか?解明しているのか?
正直かなり疑問です。

私自身は医学のど素人で、たまたま痛風患者となっている手前、痛風とその発症メカニズムを上っ面程度にかじっている人間に過ぎません。
ですがそういう私ですら痛風の関連サイトや医療関係の通説などを見かけると、プリン体の多い食べ物や、ビールを控えるというハナシ。よく見かける情報ですが、これには大いに疑問が残ります。

なぜかというと、そもそも私はこういう痛風の原因とされている食品とはほとんど無関係だからです。
まず私はビールはおろか酒類をほとんどたしなみません。
そして、魚卵やレバーなど、プリン体の多い食べ物なども極端にとるような食習慣ではありません。それどころかめったに食べません。

しかしながら、それでいても痛風発作は起きますし、それでいてよくいわれる「痛風のリスクが高まる指標」としての尿酸値の基準値(日本では「7」)を大きく越えることなどもありません。
ですが、そんな私でさえも痛風発作は起こるのです!

ということは、あくまでも私個人の見解ですが、

尿酸値とかプリン体のレベルが、直ちに痛風はその発作の発症と結びつくわけではない。
というか、もしかしたらのハナシとして
現時点での医学が、痛風発症のメカニズムを完ぺきに捉えているわけではなく、もっと他に未知の原因とか遠因がからんでいる
のではないか?

そういう疑いも持ってしまいます。
実際、少なくとも私自身が痛風対策として行ってみた上記の方法は、確かに有意に痛風発作に働いて抑制しているように思います。

痛風のリスクが上昇するものとして、プリン体の多いビールやアルコールがずいぶんやり玉にあがっているのをご存じな方も多いと思います。
ですが私の場合、ビールはもちろんアルコール類はほとんどたしなみませんし、魚卵などプリン体の多いと言われる食材もほとんど口にしません。
ですがそれでも痛風発作は起こりますし、そういう経緯があるので結局今の医学的な判断、つまり端的には「プリン体の多い食べ物を控えること」という主張にはどうしても疑問が湧くのですが。

私の場合ー痛風発作と尿酸値との華麗な関係?基準値を割り込んでも発作が出る時は出る?

もう一つ、現代医学における痛風と痛風発作と関連して尿酸値との基準値というものにも正直疑問が湧いています。

なぜそう思うのか?ということについて、ちょっと私の痛風発作のヒストリーを引き合いに出して語ってみましょう。

私はほんの5年くらい前、初めて痛風発作に見舞われました。
初めて痛風発作の起こった日は本当に歩くこともできず、痛すぎて夜は寝てもいられないほどでした。
左足の親指の付け根がぷくーっと赤く腫れ上がり、えもいわれぬ激痛。
冷やそうが冷湿布を貼ろうがぜんぜん効き目がありません。

打撲や骨折かと思い、最寄りの整形外科医を目指して明くる日の朝、まともに歩くこともままならない身体で転びこむようにタクシーに乗り込み来院。
看護師の配慮ですぐに車椅子の世話になっています。

そしてその日は血液検査を受け、同時に痛み止めの服用薬を処方してもらい帰宅。
痛み止めを飲んでいたところ数日で痛みは引きました。

ですが単に痛み止めの薬をもらっただけで、痛風本来の処方はもらえませんでした。
というのも、私の場合痛風発作の元凶とも言える尿酸値が、「基準値」を超えないからです。

初診日に採血検査をしましたが、再来院の際にその結果を聞くと、いわゆる尿酸値の基準値となる7を超えてはいないことが判明。
日本の厚労省では尿酸値の基準値を7と設定していて、それよりも数値が高くないと、尿酸値を下げる治療や薬の処方などは行えないようですね。
つまり、基準値が7を超えなければ正式に痛風の症状とは認められないとのことらしいのです。

なお、平時には基準値「7」を越えていても、痛風発作時には基準値を満たないことも多いらしいので、自分の場合も一概に「痛風ではない」とも言えないようです。
このあたりの理屈が難しいですが、ただ私の場合、それでも平常時、つまり発作の出ていない時に採血検査した際でも尿酸値は7を下回っていましたから、

基準値を超えなくても痛風発作が出るケースもある

らしいですね。
実際私の身近にも尿酸値が9を超える男性がいますが痛風発作は未経験だといいますし、またネットや動画配信などでいろいろ調べてみましたが、同じように「尿酸値が高めでも痛風にはなっていない」方も確かに一定数おられるみたいです。

この点について、下でご紹介している動画サイト「料理覚え帳」の動画主さんも言っておられますが、米国の内科医学界では結局2016年に尿酸値の基準値を廃止したといいますし、その理由も尿酸値と痛風発作との関係は個人差が大きいとかですね。

だから、
尿酸値は、確かに痛風治療の指針にはなるとは言えても、これを超したら必ず発作が起きる、超えなければ起きない、とは言い切れない
ようです。
繰り返しますが、医学のど素人である自分には断言は出来ません。
あくまでも自分自身の体験とネットその他で集めた知識をまとめた結果としてこう言えるかもしれない、ということです。

もちろんだからといって、むやみに尿酸値の上がるような生活様式や食習慣を続けていたりするのも大いに問題だと思いますが。

痛風にかかった医師もいる!?

なお、最近ではセカンドオピニオンが励行されるようになっていますし、医師の判断も病気や症状により個人差が見られることが取りざたされているようです。

そしてまた、医師や薬剤師など医療関係の専門的な職業に就く人が大きな病気に罹らないというわけではないようです。
中には重篤な病気に罹ってしまう医師もいたりしますし、その一方で大変な高齢になりながら医業を続けておられる医師もいたりします。

じっさい、最近では正式な医師として活躍していても,過労やその他の生活習慣の不具合などで心筋梗塞などの重篤な生活習慣病に見舞われるというケースを聞きますし、私の実家の周辺でも、体調を崩して救急病院に入院してしまった医師(内科医)もいたりします。

この点にプラスして最近ではちょっと驚きますが、やはり痛風にかかってしまったという現役医師もいるようですね。

すでにYouTubeで痛風にかかったご自身がその様子を動画にあげているため、名前を明かしてしまいますが、南雲吉則(なぐもよしのり)医師です。
医学博士で、「ナグモクリニック」の総院長でもあり、かつまた多くの医療・健康促進関係の著書を出している有名な方ですね。


私も南雲医師の主張には以前から注目していて、何冊か著書を購読していたりします。
その分余計に信じられなかったのですが、南雲医師はご自身が痛風発作に罹って足が腫れた画像をご自身の動画でちゃんと示しています。
百聞は一見にしかず、以下のURLです。
https://youtu.be/k5ZN-LeemKs

動画の中で同医師は、自分が痛風に罹った理由の解明とともにその予防策についてなどにも丁寧に説明しています。
その自説には医療の専門家としての発言として、十分注目に値すると感じます。

ただ、南雲医師が特段に何らかの不摂生を継続していたり、不用意な食生活をしていたというわけではなさそうです。
要は誰でもある種の要因がそろってしまうと、こんな風に痛風発作に見舞われる可能性が十分ある、ということらしいですね。

ただそれでも、同じ医師の中でも南雲医師のように特に健康維持に必要となる食生活や生活習慣のあり方、その方法を提唱しているような医師に限って、まさか痛風発作を引き起こしてしまうというのは、正直驚きしかありませんでした。

でも結局ハナシが巻き戻しになりますが、とどのつまり現時点での医学が、痛風発症のメカニズムを完ぺきに捉えているわけではないということかと思います。

その結果、南雲医師のような医療の専門家であっても痛風発作が出るときは出る、大病も罹るときは罹る、そういう可能性は完ぺきには排除できないということ。
そういう事実が私たち素人にとってはいっそうの緊張感を持つべきかも知れません。

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断食すれば痛風はほぼ治る?

ということで、自己主張や一般論について長々と巡ってしまいましたが、私のとった痛風打開法となる断食とわかめの酢の物について、以下に語っていきます。
まずは断食です。

上でご紹介した南雲医師もプチ断食、つまり一日一食とその効果を主張していますが、私も同じように断食や小食による健康法を提唱している作家やジャーナリストの著書も読んだことがあります。

実はその中には断食によって痛風が治ったという内容がありました。
私も一日一食や断食はよくやりますので、だからというか痛風の発作などにはあまり意に介さなかった経緯があります。
実際、初めて痛風発作に見舞われたのは一日一食を始める前でしたし、始めた後に断食も合わせて重ねていきましたが、その間しばらくは発作のような症状にも見舞われていませんでした。

だから、確かに断食は痛風に効く、と言えるかも知れませんし、実際古くから

断食で治らない病気はない

などともいわれているようです。

なぜ?断食後、ひと月以上も足が腫れたまま!

ところが!
そうは問屋が卸さなかったケースが今回生じています。

断食は確かに痛風に効き目がある、と上でいったとおりに私も思いますが、以下のようなケースも確かにあったので、よくよくお伝えしておきます。

その経緯をいいますと、2024年の2月頃、私は3週間の水断食を敢行しました。
断食を終了してお粥などのいわゆる「回復食」を経た後、普通の食事に戻したのですが、なんとそのあたりから痛風の発作が生じ始めていました。左足の親指付け根が赤くはれ上がり、いたくてビッコを引くようになっていたのです。
この発作は以後約ひと月にわたって継続しています。

3週間の水断食直後の私の両足です。
左足に対して右足の甲が赤らんで、やや腫れているのがわかると思います。
痛風発作でよく見られる親指付け根の関節の腫れはさほどありませんが、足の指先が左足ほどうまく曲がりません。
しかも足の裏が痛くて歩く時も右足を引きずるしかなく、それが断食後まるまるひと月あまり続いています。
ふつう痛風発作というと長くても1週間くらいで引きますが、こんなに発作が長引いたことは初めてです。
おそらくは炎症がかなり深い場所にまで及んでしまったのではないか、と思います。


断食をしていてなぜ痛風発作に見舞われたのか?
これが頭の中をぐるぐる回りましたが、一つのポイントとしてはやはり尿酸値。
その爆上がりが大きな原因の一つだったのかもしれません。

これは病院などで尿酸値を測定したわけではありませんが、かつて七日間の水断食の後で地域の健康診断を受け、採血も行った結果を思い出したためです。
その水断食六日目で行った採血の尿酸値、なんとなんと14.7
要するに基準値「7」の倍の数値でした。

これは、ヒポクラティック・サナトリウムで院長である石原結實医師の診察を受けて知りましたが、断食を行うとその結果として尿酸値が上がることが知られています。
おそらくですが私の様に純粋な水だけとっていた「本断食」を継続すると、尿酸値も爆上がり。
この高い尿酸値に押されて、(おそらくはもともと痛風の「根っこ」が残っていた)痛風が再燃して長い発作につながったのではないかと考えています。

断食道場ヒポクラティック・サナトリウム (伊豆) 9泊10日体験記(1)


思い出しますが、この健康診断の結果として14.7という尿酸値を電話で伝えてきたのは市役所の女性職員でしたが、電話口からも向こうが青ざめた雰囲気だったのが口調から分かりました。

その尿酸値の記録を見せながら断食の経緯を石原結實医師にも語りましたが、
「知らない人がこの数値を見たらびっくりするだろうな」
という石原医師のコメント。

診察時の説明と併せてこれを聞いた私は一安心しましたし、よくよく思い起こすと、日数を連ねた断食ではなく、1日限りの断食では、継続していた痛風発作の症状がそこで一時緩和していたようです。

だから断食で尿酸値が爆上がりになったとしても、断食の健康効果は十分に尊重されるべきだと思いますし、石原結實医師も同じように語っていると記憶しています。

1日おきに断食して10日継続したら痛風発作がほぼ完治?

ただ、そんなわけで断食は確かに痛風持ちにも有効ですが、結局断食が終わって普通の食事に戻ったら発作が始まる、というのではやっぱり困るわけです。

ということでこれを私はアレンジしてみました。
それは、痛風発作が始まったら1日おきに断食するという方法です。
こうすれば断食による体力減退を避けて体力維持を見込みながら、痛風発作の緩和にもより有効になるかもしれない、そう思っての手段でした。

断食の種類もいろいろあり、ヒポクラティック・サナトリウムのようにジュースや具なし味噌汁を口にするようなマイルド断食もありますし、私のとった様な純粋な水断食(本断食)もあります。

ですがこの断食は、日数が経過するにつれて多かれ少なかれ体力が落ちてくることは明らかです。
このため、その体力消耗が痛風発作の終了(または完治?)よりも早まってしまうと、発作が終わるまで体が持たなくなる可能性もあるわけで、そうなった場合元の食生活に戻った時点でまた発作がぶり返してくる可能性もあるはずです。

というか、おそらくは私の3週間断食の終わりに見舞われた痛風発作というのはこれではないか?
とも思えるようです。

そこで、1日おきに断食して、間の日には従来通りの食事、つまり私にとっていつも食べている1日1食をキープしてみてはどうか?
という発想が生まれ、それを実際に行いました。
2024年4月の体験として、10日間続けています。
そうしたところ、痛風発作の痛みや腫れが見事に消えました。

ただ、痛風の発作はある日にちの経過によって自然と治まっていくこともあるので、一概にこの「1日おき断食」の高価のたまものとは言えないかもしれません。
ですがそれまでひと月の長きに続き、その間は完全に足を引きずるビッコ状態だった痛風発作が消えたというのは紛れもない事実です。

私のとった方法ーその2「わかめの酢の物を毎日摂る」

上の「1日おき断食」の期間と重なるようにして、私がとった方法がもう一つあります。
それは

わかめの酢の物を毎日一定量以上食べる

ということです。

これは下の「料理覚え帳」というYouTube動画の動画主の方が主張している痛風発作撃退法が参考になっています。

「料理覚え帳 / Cooking Memorize」
【私は痛風経験者】➀「◯◯◯を食べて、発作がなくなり薬もやめました!」(痛風改善)
https://www.youtube.com/@dishup-cookingstudio

こちらの動画主さんはさる料理教室を運営している男性で、ご自身も痛風持ちとのことで、もともと日頃から尿酸値が高く、医師からフェブリク錠を処方してもらいながら、それでも痛風発作に悩まされているようでした。

ですが、このわかめの酢の物をご自身でつくって毎日食べていたところ、尿酸値は確かに基準値を超えてはいるものの、それでも薬をやめても痛風発作が出なくなったと語っておられます。

非常に説得力があり、ご自身で解決法を様々に試して何本も関連動画をアップされています。
動画レビュー欄の書き込みも非常に多くあり、そのどれもが個人的には信頼の置ける内容でした。

この動画に動かされる形で、動画主の方に倣ってわかめの酢の物をつくって食べ続けてみたというわけです。
動画の中でわかめの酢の物の作り方を丁寧に解説してくださっていたため、容易につくることができました。
かれこれ上の3週間断食の1年くらい前のことです。

わかめの酢の物をやめてから痛風発作が再発した?

そして、確かにこのわかめの酢の物を食べていた時期というのは痛風発作が起こることはなかった、そういう風に記憶しています。

だからこの食事が有効に働いているというのはひとつうなずけましたが、それに加えてさらに確信を感じられたのが、その後しばらくして、このわかめの酢の物をつくって食べるのをやめてしまったときのことです。

そうしたところが、青天の霹靂というべき痛風発作のぶり返しの始まり!
まさしく「喉元過ぎれば熱さを忘れる」を地で行ってしまった感があります。

よって、やはり上記の「1日おき断食」の期間中になりますが、純粋な水断食とせずに、この間はわかめやもずくの海藻類をなるだけたっぷりとるように心がけました。

つまり、どちらが有意に効果があったのかは分かりませんが、1日おき断食を10日間続けること、それとわかめの酢の物を毎日食べること。

これを並行して継続していればよい効果が期待できる、といえると思います。
もちろんこれにも個人差があったりするでしょうし、最悪まったく効果が見られないケースもあるのかもしれません。

ですから完ぺきに保証できるモノでもない、と付け加えるしかないのですが、少なくとも私自身にとってはこの二つの食習慣は今現在のところ、痛風発作対策の「黄金律」と言ってよいと思います。

私わかめの酢の物を食べ始めて数日後に効果が出る?

なお、断食も含めてわかめの酢の物を食べて痛風発作の対策をとる際には、一点注意すべきポイントがあるようなので最後にお伝えしておきます。

注意すべきは、痛風発作の真っ最中にある場合、これを食べたからといって患部の腫れや激痛がすぐに消えるというわけではありません。
私の経験則からいいますと、食べ始めてから5日〜1週間程度は痛みが残ります。
つまり即効性を期待できない、ということです。

その理由を推測しますと、結局腫れや痛みというのは炎症から由来しているので、炎症自体を自然に治癒していくのにはそれなりの日数がかかるから、と思われます。
要するに、たとえば手や足に出来た擦り傷などが数日かかって治るのと同じくらいの経過時間が必要なんだと思います。

だから最初の食べ初めのうちこそ食べない時と同じ程度の痛みが伴い続けますが、何日か経つうちに痛みや腫れが軽減されてくるようです。
そして、そのように食習慣を変えることにより体調が変化するのを待つためのインターバルが必要なようです。
そして、そのように体調が改善された時点で初めて痛風や痛風発作と正式に(?)お別れできると思います。
あくまでも私自身が実体験で得たものですが。

栄養の溜めこみ過ぎから病気になる?

ということで、痛風そして痛風発作について、私のヒストリーを交えながら自身で試してみた対処法を語ってみました。

その方法の一つ、断食は消化器官である胃腸を休めて免疫力を高める健康法として現在注目されています。

また、もう一つの方法となるわかめの酢の物は、特にわかめに含まれるフコイダンという物質によって血栓の生成を防いだり、多くのミネラルを含有しているため血圧上昇を抑えて代謝を助ける作用があります。そして豊富な食物繊維によって、腸内環境を整えるのでやはり免疫力を高めるといわれます。
また、酢の物の酢自体にも食後血糖値の上昇抑制、体脂肪や内臓脂肪の減少という効果が期待できるといわれます。

わかめの酢の物については、断食とともにあらためて今回私もその価値を再認識しているところです。
断食については以前にも下のような記事の中でお伝えしているので重複を避けますが、

プチ断食の効果で体重激減半年でメタボ圏外へ!健康上の驚くべき変化とは?


その断食とわかめの酢の物の健康効果を見返して思うのは、

病気というのは栄養を過度に摂って体に溜め込むことからも生じるのではないか?

ということです。
栄養失調で病気になることはよくハナシに上りますが、逆に栄養をとり続けすぎて、肥満体となっても病気になることもまた十分予測されます。

実際、爆食いが常となる相撲の世界では、糖尿病になる力士も多いとか。

そもそも痛風という病気も尿酸という栄養素というか老廃物というか?それが過度に体内に留まってしまったために起こるはずですし、よくよく考えを広げれば、

より栄養をたっぷり摂ればより健康体になれる、とは必ずしも常に言いきれるわけではなく、過度に摂ってしまえば逆に作用することだってありうるでしょう。そうであるならば、やはり普段の生活習慣、食習慣の有り様が大きなポイントとして浮上するのではないでしょうか。

ということで、最後のシメとして、南雲医師が動画の中で語っておられるように

痛風発作の発症は生活習慣や食習慣の見直しが必要だと教えてくれている

という内容を置きたいと思います。

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