痛風発作にまた襲われました。
ところが!
今回、薬ものまずに実はあの恐るべき痛風発作の激痛から回復しています。
それもわずか1日で、です。
痛風の薬は飲みませんでした。薬以外の、あるものを食べたり飲んだりしただけです。
でも痛風発作はそれでも治っちゃうもんなんですね。初めて知りました。
私がどんな方法で痛風発作の地獄から解放されたのか?
自分に独特のハナシになるかもしれないので、それは前もってお断りしておきます。
また、医学的な裏付けとかは無理です。
治る治らないの保証もまったく出来ません。
けれど、体にそんな害はない、と個人的には信じています。
ですから興味のある方とか、今現在痛風発作で苦しんでいる方。
参考になれば、そして少しでも効き目があったらと思います!
クエン酸粉末、水、わかめの酢の物が痛風発作撃退の決め手!?
前置き抜きです。
前置きが一点あるとすれば、自分に対する備忘録として、以下の方法を書き出しておきます!
私が今回やってみた方法をぱぱっとお伝えしますと、次のようなものです。
【1】
お腹が緩くなるまでクエン酸の粉末を大量にとる
たったこれだけ。
要はクエン酸の作用によって排泄を促し、体内の老廃物を迅速に取り除くこと。
これ以外の何物でもなかったです!
詳細なところを説明しますと、痛風発作の生じている時におよそ2~3000mg、つまり2g~3gのクエン酸粉末を、オブラートにくるんで水で飲み干す。
これを朝昼晩、と一日3回行います。
クエン酸の効果は血流改善や疲労回復、そして痛風への効果があるとされ、以前からビタミンCの粉末とともに注目していましたが、今回痛風発作が生じたことを契機に初めて行っています。
《要注意!》激しい腹痛が起こることも
ただ、厳重に注意していただきたい点が三つほどありますので、以下にお知らせしておきます。
- まず一つには、あくまでも私が個人的な経験から得た結果に過ぎません。
これはほかの記事やその内容にもいえますが、はっきりと医学的なエビデンスを伴うものでは決してなく、あくまでも私自身が実際にやって得た感触とでもいうものです。
だからハッキリと有意性がある方法と公言できるものではないですし、ほかの方に対しては何の保証もできません。
クエン酸を服用して一時的に発作が消えたのか、その後はどうなるのか?
もしかするとその後、余計ひどい発作に悩まされるのではないのか?
これらも不透明なポイントになりますし、責任も持てません。
だからこの記事からヒントを得るなどしてご自身で試す試さないは、あくまでもすべて自己責任になります。 - クエン酸もビタミンCなどと同じく、あくまでも「酸」です。したがって、服用する量やタイミングによっては逆に体に悪影響を与えることもあるはずです。
実際、他の記事中でもお伝えしているとおりですが私は一日一食です。夕食のみ口にしますが、朝、昼は基本的にジュース類や果物を軽く摂る程度です。
その私が今回の痛風発作中に経験したことですが、食事抜きの朝と昼に上のような量のクエン酸を飲んでみていたところ、突如として強烈な胃痛に襲われました。
おそらくはクエン酸の酸に空腹の胃がやられてしまったのだと思い、急いで大量の水を飲んだところ、しばらくしてようやく胃痛が治まっています。
酸の強さとしては、ビタミンCなどよりも胃酸の方が遙かに酸性度が強いという知識がもともとありました。
それを見込んでクエン酸を大量に服用してもいたのですが、食事もとらず空腹のままでもあったためにこんなことになったのだと思います。
ただ一方、こうしてとんでもない胃痛に襲われたとはいえ、一つにはその時点にはかなり通風発作も凪いでいて、言ってみれば「治りかけ」の段階だったことが思い当たります。
風邪気味の時に飲むビタミンCの粉末もそうですが、病状が回復してくると服用する量も減ります。そうしないとかえって下痢気味になったりするからですが、おそらくはクエン酸の服用も、同じようなものだったのかもしれません。ただビタミンCの場合と違い、胃の方にこうして負担が来てしまうということなのではないか?
あくまでも無根拠で個人的な推測ですが、実際に遭遇した経験でしたので付け加えておきます。 - クエン酸は体を「冷やす」作用がある、ということも押さえておくべきと思います。
これは伊豆の断食道場として名高い「ヒポクラティックサナトリウム」を私が滞在中、運営している石原結實医師の診察を受けたときに語ったことです。
同医師が語られたセオリーとして、まず通風発作というのは体の「冷え」からくるということです。
人間の体温というのは体全体で一律同様をキープしているわけではなく、とりわけ足の体温というのは普通の36度前後よりも10度低い、つまり25,6度といいます。
通風発作を経験されている方ならご存じの通り、足の親指の関節に主に生じますが、通風発作というのはそういう体温の低い部位を中心に出やすいらしいです。
ただ、クエン酸は柑橘類をはじめ、梅干しにもよく含まれていますし、その栄養価は十分に認められている要素です。
実際私が利用していたヒポクラティックサナトリウムでも、断食食として毎回梅干しは出されていましたし、レモン汁もよくにんじんジュースに加えて飲んでいます。
こういう事実を考えると、おそらくはその「摂取量」や「摂取形態」にいろいろと意味が込められているように思います。このあたりは専門家の意見を求めたいですね。
ネットの情報で見ると、クエン酸は確かに痛風対策として有効性があるものとして確認できたりしますが、一方でそういう風に体を冷やす作用もあるということ。
これも頭に入れて利用すべきだろうと感じます。
他に通風発作を抑えることとなった処置として、今回行ったものがあるとすれば、ということで、以下の2つをプラスしておきます。
【2】
水を大量に飲むということはしました。
痛風発作の対策としてよく言われるとおりです。
とにかく体の中の過度の尿酸、ひいては老廃物が通風発作の原因に違いないから、できるだけ大量の水を摂取し、そういう老廃物をどんどん尿にして体外に出してしまうこと。
これは石原結實医師も同じことを語っています。
【3】
もう一つは、海藻類、つまりワカメやメカブを酢の物にして100グラム以上食べる。
これはYouTube動画で痛風経験を持つ動画主さんが痛風対策として主張している方法です。
これは下の記事でも取り上げています。
痛風発作の起こらないときでも継続的に毎日食べるようにするのですが、私の場合、動画よりも多少多めに食べています。
上の動画で学んで以来、この酢の物を毎日常食にしていました。
その結果、確かに痛風発作が起こりにくくなっていた、それは確かな実感でした。
それでも今回なぜ痛風発作が起こったのか?
これが一見問題視すべきところかもしれませんが、実はその背景としてこの酢の物をわりと長期間食べていなかったことが一つに挙げられると思います。
この酢の物を食べ始めてからというもの、痛風の発作に悩まされることがほとんどなくなってしまったこともあって、気が緩んでしまっていたんですね。
まさに「喉元過ぎれば熱さ忘れる」でした。
それで今回発作がぶりかえしたことに懲りて、改めて酢の物を摂ることの大切さに気づいたというわけです。
ですが今回、【1】の方法を従来よりやっていた【2】、【3】と一緒に試してみたところ、わずか1日程度で痛風発作の痛みが楽になっています。腫れもほとんど引いています。本当にものすごい早さです。
クエン酸の効果というのは計り知れないところがあるなあ、と変に自分で感動しています。
決め手は便秘の解消?便秘気味になると痛風発作が起こる?
ということで、今回本は、クエン酸粉末を下痢寸前まで服用していたのが何より大きな効果だったんじゃないかと思います。
ただ、私はあまり便秘にならない体質でした。
ですが今回便秘気味になっていたのは、断食によるところが大きいです。
特に本断食と言われる、水だけを摂取して数日過ごす断食を今回やっていました。
5日間です。
当然、水だけしか飲まないので、排泄など最初の1、2日程度でなくなります。
その後は水飲みをとるため「小」しか出なくなるわけですが、そうなると私の体質は以後、便秘気味に傾くらしいです。
その後、つまり断食を終了して6日以降は回復食のお粥、そして本来の食事である「正食」になります。
ですが、実はその正食に戻ったとたん痛風発作がいきなり起こりました。
他の上の別記事にも、同じような体験があります。
ですが今回は、気になったあるいは気がついたこととして、
正食に戻った時点でけっこう便秘気味になっていたんじゃないか?
という疑問が湧きました。
水しかとっていない毎日だったから、考えてみれば当然かもしれません。
ですが、とすれば、
断食中に体内に過度の老廃物が溜まっていたんじゃないのか?
その老廃物が排出されずに悪さをして、結局痛風発作につながっていたんじゃないのか?
という推測に行き着きます。
そこで、
「だったら、その余計な老廃物を何とかして出してしまったらよいのではないか?」
と考えたわけです。
それが今回“大量のクエン酸粉末を摂取して”排出を促してみよう、という発想につながっています。
「大」は10回、「小」は20回
その結果。
クエン酸粉末を大量摂取した当日は、すごいトイレの行き来が起こりました。
感覚的に、その1日だけで「大」は10回、「小」は20回、という案配です。
はっきり数えてはいないので、正確な数ではないのですが、ほぼこういう回数と言って間違いありません。
これを下回る実数ではなかったはずです。
そして、特に「大」の方でしたが、これだけの回数をトイレに通っても、その「量」。
それが毎回ハンパないレベルでした。
後から後から出る出る出る!
ビロウに落ちて申し訳ありませんが、何も食べなかったのに、ここまで老廃物が体内に積もり積もっていたのか!とも思えます。
ですが最後によく言われることとして、結局医療関係の問題なので、素人が突っ込んで結論を出すのも難しいですね。
実際、尿酸値が高くとも通風発作が出る出ないは人次第、体質次第ともよく聞かれます。
「基準値」より低い尿酸値でも発作が出る人は出ますし、逆も多いようです。
そういう事実を知ってしまうと、なんだか通風発作というのは天罰の一種かな?みたいにも見えてしまう。
素人の目線ですがいかがでしょうか笑