洋紀Hiromichiの部屋

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(書きかけ)創作音楽用語

(書きかけ)創作音楽用語

和声や対位法を勉強していると禁則というのが出てきます。
和声の課題実施や対位法の定旋律に対する対旋律付け、あるいは作曲する上で使ってはならない和音の連結、進行や構成を指します。
並達8度
ですが、もちろんそういう禁則というのは現実には学習課程上の、それも古典的様式上でのハナシと考えて良いでしょう。
自由な様式の曲とか、それほどに規則事項に煩わされないスタイルの曲などは、いくらでも無視しようとかまわないわけですね。
並達5度
ただしそうはいっても、おごそかに「禁則」とあるからには相応の理由がもちろんあるわけです。

ふつう私たちが一般に聞いている、調性音楽。
古典やクラシックそのままではないにせよ、それに似せたり目指したりするような曲のフォームは、そういう見えない規則事項に今もなお、大きく支配を受けているはずなのです。
土足禁止
だったら、現代といえどそんな音楽の上ではそういう禁則をやみくもに破ってしまうような作曲をすると得てしてオカシなものができあがるということは言えるわけです。

それこそ、作る人それぞれの感性の違いも反映されると思いますが、現実には作曲しているとどうしても禁則にぶつかってしまう局面が現れるものです。

その際あえて強引に禁則を破って作り続けるか、または他の代案を考えて巧みにかわしたり、逃げ回ったりして行くことになるのか?
交通標識
どんな方針をとろうと、このあたりは作曲者のウデの見せ所と言えるかも知れません。

そういうデリケートな禁則なのですが、中にはうま~く使うことで、むしろ音楽上の効果がより素晴らしくなるものがあるのも確かなようです。

だから確かにふつうは禁則の部類に入るのだけれども、その効果がなかなか捨てがたいために古い時代から今の今まで使われ続けているものも実はあるのです。
このため、特例で使用が許されているものもあります。

加えて更には、クラシックに限らず他のジャンルにおいて、自由な作風を指向する意図をにないつつ、従来では禁則となっているものが続々自由に使われるようになっています。

そういう近年と違ってきっちりした古典様式の作曲法の中でも「オキテ破り禁則破りもこれならOK」、という場合があるわけで、それが前者なわけですが、それにはいろいろ面白い名前も付いています。

まずその筆頭として、最初に譜例であげてみた「並達8度」とか「並達5度」。
これは基本的に、2つの声部がともに同じ方向に進行するとき、次に完全8度や完全5度が形成されるものを指します。

(注)この場合、和声学を学んでおられる方だったらご承知の通り、三声以上の楽曲だったら、どちらか一方が内声であれば基本的に許される、ということもあります。
この辺すごくややこしいので割愛します。まずは外声間にできる並達8度5度とお考えください。

これについてホルンの8度ホルンの5度、という呼び名で知られる特例の並達8度5度があるのです。

これはまず「ホルンの5度」から説明すると、下声を「ミ、ソ、ド」と上行させた際、この三つの音に合わせて上声を「ド、レ、ミ」と順次進行で上行させた際、真ん中の「ソ」と「レ」との間にできる並達5度を指します。

倍音の多い楽器で知られるホルンを用いると、ピストンを使わずにこれらの音を出せ、それゆえにまた、昔からホルンで用います。
このために「ホルンの5度」という名称がついているようです。

同じ理屈で、上声が順次進行しながら真ん中の音程に8度ができるのを「ホルンの8度」と呼ぶわけです。

ホルンの5度8度

上行ばかり取り上げましたが、下行の際も同様で、このようなホルンの8度あるいは5度だったら許される、ということになります。
ホルンの5度

もっとも、学習段階ではこれすら許さないケースもあります。
「並達5度、8度は何でもダメ!」
という、究極の厳格レベルとでも言いましょうか?
たとえば、私が開設しているオンライン講座『和声教室オンザウェブ』の対位法講座で使用している『二声対位法・池内友二朗著』(p.23下[禁則6]など)がそうですね。

(旧サイト「hiromichiの部屋」より移転&再構築)

なお、この記事は書きかけですすみません。
また後で書き足します。^^

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