Office365を使っていますが、WordでもExcelでも突如として異変が起こることがあります。
その異変の中でもメジャーに起こるのが、Wordやエクセルの画面上部、「リボン」と呼んでいる幅広のメニュー欄が、 いきなり「消えた!」となってしまうことではないでしょうか?
いきなり何の前触れもなく、特にWordのリボンがいきなり消えたという惨事、実は私も何度となく直面しています。
ですが、結局のところこれは自分自身でキーボード上の操作ミスをしてしまったために起こるもののようです。
それがほとんど自覚がないまま、キーボードを操作しているうちに起こったために
「わー、なんだこれ!?」
と青ざめて、パニクるワケですね。
この解決法を、ちょっとお伝えしましょう。
WordやExcelなど、Officeの各ソフトでも使えますし、Windowsに標準搭載しているグラフィックソフト「ペイント」でも使えます!
消えたリボンはどこ行った?Wordに再び出す方法はこれ!
ということで、今回は特にWordを中心にして(Excelも基本同じですが)、この知らないと困り果てる?消えたリボンを復活させる方法をお伝えしたいと思います。
早速、まず消えたリボンを再び出す方法をお伝えしましょう。
というか、知ってしまうとそれこそ「なんだこりゃ!?」みたいにごくごく簡単です。
でも、簡単すぎるので、かえって難しいかもしれない、というのが個人的な見解です。
そして、先にお伝えしておきますが、これからお伝えするリボンの操作方法というのは、Wordに限らず、Excel、PowerPointといった、Officeソフトはみんな同じやり方です。
ですのでWord以外のOfficeソフトを使用する際も完璧使えますので、ぜひご記憶ください。
リボンが隠れてしまったら、タブメニューをダブルクリック
まず、リボンが隠れてしまうと、下のように、上のタブメニューのみがWord画面上に現れた状態になります。
ここで消えたリボンを再び出すには、このタブメニューのタブのうち、どのボタンでもよいので、ダブルクリックしてみましょう。
そうすると、下のようにちゃんと元通り、リボンが復活してくれます。
リボンを消す方法もダブルクリック
逆に、現れているリボンを消して、上のようにタブメニューのみを表示させる方法ですが、全く同じなのです。
リボンが現れている状態のままで、上のタブメニューのうちから、任意のタブをダブルクリックします。
すると、逆のフローになって、今度はちゃんとリボンが隠れたままになります。
そしてもちろん、隠れた状態から、再びリボンを表示させるには、同じくタブをダブルクリックすれば、再び現れるのです。
ワードやエクセルで作業中、カーソル操作をちょっと誤ってしまうと、こういうふうにリボンが現れたり消えたりするようで、よくあるミスなのかもしれません。
けれども、初めてこういう「惨事」に直面すると右往左往して、何をしてよいかわからない、というのが私自身の体験です。
ショートカットキー「Ctrl + F1」でダブルクリックの代わりになる
なお、このダブルクリックの操作については、他にショートカットキーがあります。
「Ctrl」+「F1」という、二つのキーを使って全く同じ操作をすることができますから、覚えておくと便利です。
知らないと怖い「別な方法」?ワンクリックでもリボンが出たり消えたりする!
ここまで、ダブルクリックの操作によって消えたWordのリボンを現す方法、そしてリボンを再び消す方法をお伝えしました。
ところが、ダブルクリックではなく、他にワンクリックのみでリボンが現れたり消えたりする、そういう現象があるのです!
ワンクリックのみでこんな操作ができるとなると、それこそちょっとしたクリックやカーソル操作の弾みでリボンが消えたり現れたりするわけになるので、知らないでいるとそれこそパニックになってしまう、という現象です。
この操作について、まず結果から言いますと、上のダブルクリックの方法というのは、この操作を行えば永久にリボンが現れたり消える、そしてその状態が永久に継続しています。
しかしながら、ワンクリックによる方法はそうではなく、言ってみれば
消えたリボンを一時的に現す方法
というものになります。
もちろんこれはこちら側のカーソル操作やクリック操作のミスが原因ですから、上の言い方は不正確なのですが、慣れないうちはいろいろな操作を覚えるのに手一杯なので、それこそ
知らないうちにリボンが勝手に消えたり出てきたりする
という状態になっていると言えるかもしれません。
私も後でやっとわかりましたが、こういうことに未経験な場合、やっぱり私のようにパニックになってしまったり右往左往するかもしれません。
ですから、「知らなかった」という方には、簡単ですのでぜひこの解決方法も押さえておくことをおすすめしたいです。
まず、Wordのリボンが出ている状態であれば、先に説明したダブルクリックの方法で消し、タブメニューだけが出ている状態にしておきます。
元々何かの弾みでリボンが隠れていたままだったら、そのままでけっこうです。
(これが大事で、この状態でないとワンクリック操作ができません。)
そのとき、そのタブメニューのうちから同じように任意のタブをワンクリック。
そうすれば、リボンが現れてくれるのです。
デメリットに注意!上の行がリボンで隠れてしまう!
そうやってワンクリック操作により、リボンが現れた状態が下になります。
ところがこの「ワンクリック」操作ですと、大きなデメリットがあります。
下のように、一番上の行など、ワーク画面上の最上部の行や文字がリボンで隠されてしまうのです。
一番上の行まで見たければ、二つの方法あり
もしもこの状態を嫌って、一番上の行まで見たい場合には、
- 再びタブをワンクリックしてリボンを隠すか、
- または、タブをダブルクリックして、リボンを常時見えるようにしておく、
という二つの方法があります。
2.の方法だったら、つまり一番最初にお伝えした方法になります。元通りリボンが現れていても、ワーク画面は上まで見えています。
ということで、こうしたタブのワンクリック操作はワーク画面の最上部が見えなくなるので、利用するとしたらあくまでも一時的な操作、またはワーク画面の最上部は見えなくてもよい場合操作と考えるべきでしょう。
多数意見?リボンは大すぎる
というわけで、今回はWordやExcel上でお世話になるリボンが突如消えた、そういうパニックに備えて、自分自身の備忘録をかねて解決の方法をお伝えしてみました。
初めてWordのリボン消えた「事件」に私が遭遇したのはよく覚えていませんが、少なくともかなり年月がたっています。
その当初、どうしてよいかわからず、私がとった方法というのは、
「とりあえずWordを初期化してみよう」
という離れ技(爆)だったと思います。
とにかく作業の途中で、こういう未知のトラブルに遭遇すると本当に沈みます。
一方、このリボンが大きすぎて目障り、という意見もネット上で多く見かけますね。
私の場合、まだまだ自分のPCリテラシーがそういう意見を持てる域に達していないかもしれません。
とにかく、こういう簡単な操作を押さえるのに手一杯なくらいなので(笑)
というか、Excelはなおのことですが、私の場合、Wordにしてもそれほどに込み入った操作が必要になる場面があまり出てこないし、ふだんは簡単な入力テクニックさえわかっていれば済んでしまう、そういう環境も一因かも知れません。
逆にみっともないハナシになりますが、Excelについてはよく「関数」というワードが連呼されているようですが、この関数というものを扱ったことがあったのは遙か2,3年前。
その1回きりになってしまっています。
だからある程度「関数を覚えておく」などという努力もほとんどノータッチです。爆
ですが現在の社会生活においてはやっぱりこういった「常識的な」PCリテラシーが当然のように要求されることになってきているとも思います。
そしてももちろんですが、今後ますます重要になると思うので、気をつけたいですね。