洋紀Hiromichiの部屋

洋紀Hiromichiの部屋は、自作曲と和声など音楽通信講座、そして英語のサイトです。

電子ピアノRoland Piano Digital DP603を選んだ理由

現在私は、オンライン音楽講座『和声教室オンザウェブ -海-』を運営しながら、自分の好きな曲を作ったりする傍らで、所有している電子ピアノをぽんぽん叩いて自己満足に浸っていたりします。

大して弾けないのですが、それでも過去に多少ピアノを習った経験から、手持ちのピアノ譜面や自分で作った五線譜を音に出して、どんな響きになるのかが楽しみでした笑

そういう自分自身の性格を引きずり続けながら、下手の横好きで「ピアノが欲しい、キーボードが欲しい」と思い続け、結局いろいろと遍歴してさまよいながら、今に至っています。

そこでこの記事では、私が今所有している電子ピアノについてと、私のピアノ遍歴、つまりこれまで所有していたピアノや鍵盤楽器、それからそのレッスンや練習について、お伝えしてみたいと思います。

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音色が豊富で音も良い!「Roland-Piano-Digital-DP603」

ただ、そうは言っても、ピアノとかキーボードには魅力を感じていましたし、何よりも和声学や対位法の学習や作曲などで、音に出して確認する場合もないわけではありませんでした。
それに、オンライン講座「和声教室オンザウェブ」を運営していますから、そのためにも絶対に実際の音を鳴らす必要が出てきています。

そんなわけで、現在私はささやかですが電子ピアノ、Roland Piano Digital DP603
を所有しています。

Rolandの商品説明サイトは下になります。

この楽器を買い求める前に、もちろん私も自分なりにいろいろなメーカーや同じRolandの機種の中で他の製品も物色してみていました。
時には、それ自体が目的ではないとは言え、千葉方面まで出かけた時などは、大手の楽器店に陳列してある電子ピアノを叩いたりして音色やタッチを確認しています。

なお、こういう電子楽器の他、本物のピアノ購入を考えるという選択肢は初めからありませんでした。
その理由は大きく4つです。

1.「本物は本物の音しか鳴らない」という事実が自分にとっては不都合?電子楽器は多くの音色が実験できる

1つ目は、本物のピアノは本物のピアノの音しか鳴らない、ということ。

本格的にピアノの勉強にがっつり入ろうとするなら、本物のピアノは必須でしょう。
そのタッチや響きなどを全身、そして意識できちんと押さえるためにも、逆に電子機器ではない方が良いかも知れません。

ですが私の場合、元々本来的には曲を作るのが目的だったというわけで、むしろバーチャルではあるにせよ、多彩な音色や、それに伴う様々な表現の可能性を一番手軽に体験できる、そういうチャンスこそが欲しいと思っていたためです。

このDP603という楽器はその点、数百種類もの膨大な音色に対応し、鳴らすことができます。

合計で307音色で、同時発音数が384音とともに、同じ価格帯の他社製品ラインナップ、そしてRoland自体の製品ラインナップの中でもこの点についてはかなり優秀な部類です。もちろんこれだけの音色とか同時発音を余さず利用しきれる、と言うわけではありませんが。

これに加え、Bluetoothでパソコンとも連携できるという同製品の強みがプラスでもありました。
そしてその上で、バーチャル音とはいえ音色自体もかなり充実したレベルです。

もちろん本物の音色にはかなわないし、また電子機器同士を比較してみたら、同じRolandの最上位機種、そして他社製品の上位機種などの音色にもやはり対抗できないかもしれない、と言うしかないでしょう。

けれどそうは言うものの、価格帯と自分の要求とを比較した場合、十分にニーズに応えてくれている、つまり値段相応以上でしたし、また他のメーカーの同レベルのラインナップからしても、十分な楽器と感じます。

個人的にはRolandの機器は平均的な他のメーカーよりも音色が優れている、と感じます。

実際、バーチャルという条件を確かにハードルとしますが、その上でこの楽器のピアノの音を聞いてみれば、かなり本物のピアノの音に肉薄しているレベルではないかと思います。

価格¥181,500 & 配送料無料/最大同時発音数:ピアノ:無制限、その他音色:384/幅x高さx奥行1398x783x311mm

2.非常にコンパクト!場所を取らないので見た目がうるさくない

2つ目には、これも本物のピアノも含めた上でのことですが、同じ他の電子ピアノの機種とを比較した場合、非常に筐体がコンパクトです。

最近はどのメーカーもコンパクト化した電子ピアノが多くなっているようですが、とりわけ本機はコンパクトです。
何しろ、本機は奥行きがわずか31㎝(!)。本機の「売り」でもありますね。
そして幅も140㎝です。
もちろん88鍵ちゃんとそろっています。

私は本機を畳敷きの自室に置いていますが、冗談抜きで畳一畳にすっぽりイスごと収まります。

3.ヘッドフォンで音を聞けるので、近隣に騒音の迷惑をかける心配が無い

これがなんと言っても大きな理由になります。

地方住まいとはいえ、我が家はけっこう隣家と密集して立っており、それなりに生活音を共有している状態です。
本物のピアノを買い込んで叩くとなると、どうしても家から外に音は流れます。

かつて大学時代、私は東京で下宿住まいの頃、同じ練馬区のピアノの先生の元に通って習っていたことがありますが、その先生も自宅のグランドピアノの防音には心を砕いていました。

具体的にはピアノの置かれた部屋にある窓ガラスを二重にして、なるだけ外への騒音をなくそうとしていたようですが、それでもやはりピアノの音は外へ漏れてしまう、と先生が嘆いておられたのを思い出します。

ですが、本物のピアノを購入するとなると、そういうご近所との関係にも響くことになります。
ご近所では迷惑がられるし、そしてそれをわかっていながらもピアノを練習したりすることとなりますから、こちらだけでなく、周辺近隣の方たちも巻き込んでしまい、それを考えたりしてもけっこうメンタル的にしんどいものがあります。

それがヘッドフォンを使えて、思う存分にキイを叩ける電子ピアノだったら間違いなくそういうリスクはゼロです。

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4.値段が本物のピアノよりも相当に安価で、それほど音質も劣るものではない

まず先に音質から考えますと現在、そういうわけで電子ピアノや電子キーボードもかつてとは違い、相当に技術が進んでいますから、かなりタッチや音色も本物に肉薄できていると感じます。

言うまでもなく、これは私自身による、以前の電子キーボードや電子ピアノとの語句大まかな比較論でしかないのですが、それでも本格的にピアノをマスターする道を目指すわけでは無いので、これで十分だと考えているわけです。

20代前半の大学生当時、私は通っていた音楽教室の先生の厚意で電子キーボードの月賦購入を世話してもらえましたが、その金額は確か10万円。
月々1万円の月賦にしてもらえたとはいえ、自分にとっては相当な金額でした。

しかしながら、その音質とかスペックは、現在と比較すればそれこそ現在の1万円前後の電子キーボードの性能でしかありません。

もちろん音色も3、4種類しか変えることができず、キータッチなどのスペックも、こういう表現をしてしまうのも悲しいですが、ピアニカ並でした。
別にピアニカをディスるわけではないですが爆

こうした時代の移り変わりによる技術の進歩というのは、電子楽器類はもろに影響を受けますし、年月を経るほどに基本的にはより良い音とかスペックが期待できるわけです。

そして、それと合わせて、金額もどんどん安価になってきます。
私は以前、東京に住んでいた頃最初は四畳半、後には六畳のアパートや貸家に中古ながらYAMAHAのG3を持ち込んでいました。

普通の人が「四畳半にグランドピアノ」と聞くと、吹き出すかも知れません。
あるいはなんてムチャな!?と思うに違いありません。

ですが、少なくとも当時には、こういう狭いアパートにグランドピアノを持ち込んで、中には夜そのピアノの下に布団を敷いて寝暮らしていた、という音大生とか専門学校生がいた、というのを音楽講師から耳にしたことがあります。

結局当時から相変わらずマルビだった私もそれに倣ったわけですが、しかしながら当然、四畳半などという極狭い間取りにグランドを置くとなると、最も小さい種類しか置くことができません。

そして、このレベルのグランドピアノの中古でさえ、そして当時でさえ50万円でした。
確か新品だったらアップライトでもその程度の金額は張るはずですし、グランドの新品だったら一番コンパクトなスタイルでもガチで100万円以上かかります。

ですが、当初から私の指示した音楽講師からも、本格的に音楽の勉強をするならピアノはグランドの方がよい、ともいわれていましたし、実際、尚美の貸し練習室などでアップライトとの音の違いを経験するに付け、確かにグランドピアノの優位性というのを実感として認識していました。

そして、中古でもよいからとにかくピアノを買うんだったらグランド、そういう頭ができていました。

少々無理してもピアノはグランドがオススメ

ピアノの素人同然の分際で、口幅ったい物言いになってしまうのですが、本物のピアノを購入するのだったら、私なら多少無理してでも絶対にグランドピアノをオススメします。

様々に住宅事情、経済的な事情も絡んできたりするので、無理だいう主張も大変多いに違いありませんが、これは私自身の経験だけでなく、ピアノやクラシック音楽の分野で高名な演奏家やエキスパートの方たちも異口同音に主張してい
ることです。

私も、実体験の上からそういう権威のある方たちの主張をひとまずなぞらせていただく立場でいたいと思います。
また私自身、そういうわけで中古ながらグランドピアノを持ってみたり、またアップライトのピアノを弾いてみていた経験から、「グランドとアップライトの差は大きい」、そして「グランドで音楽を勉強する方が、アップライトでするよりも相当に優れている」と思えるからです。

他の記事でもちょっと書きましたが、アップライトの堅い、なんだか取っつきにくい響き(というか音の広がり?)に対して、グランドピアノはすごく音が深く響き、弾く一を包み込むような暖かさがあります。

アップライトピアノをお持ちの方たちには申し訳ない言い方なのですが、一音一音がカランとして、味気ない感じのするアップライトとちがって、グランドピアノは弾いているだけで音から来る「幸せ感」と言うべきものがありますね。

それこそ、
いつまでもピアノの前に座って、鍵盤を叩いていたい、音を聞いていたい
というのがグランドピアノに対する私の素直な感想です。笑

ですから結局、以下のように今でも思います。

私も最初の大学時代にお世話になった音楽の先生からも「本格的に作曲の勉強をするなら絶対にピアノはグランドにすべき」みたいに言われていましたが、長年かけて両者を弾いて比べて(と言えるほどエラくはないですが爆)みる限り、私個人の主張としても「本物のピアノを買うなら、そして才能の有無に限らず存分に音楽を求めようとすれば、それこそ中古であってもグランド一択」というしかないです。

そういう本物、アップライトでもグランドでもピアノを買おうとなると、新品だったら最低でも50万円はするわけになりますが、たとえば私が購入したRolandの電子ピアノだったら、20万円でおつりが来ます。
(というか、私はこのRolandの電子ピアノDP603、量販店のセールとポイントを利用して14万円台で買いました爆)

そして本物には永遠に及ばないかも知れませんが、それでも以前の電子楽器と比較すれば本物の音質やタッチに肉薄しているわけです。

こういう技術の進歩を利用しない手はない、ということですね。
くり返しますが、私のレベル、私個人での買いものの方向性です。

価格¥181,500 & 配送料無料/最大同時発音数:ピアノ:無制限、その他音色:384/幅x高さx奥行1398x783x311mm

DP603がかわいそう?!使い切れないほどの機能があって自分にはもったいない!爆

現在そういうわけで、DP603を自室において、その傍らでパソコン作業を行い、パソコン上での請負仕事とか「和声教室オンザウェブ」の添削作業などをしているわけですが、その一方で、こうしていつも目に入ってきてはいるDP603、使い切れているかどうか?といえば、なかなかそこまでは言えません。

その理由の一つは様々に忙しすぎて、落ち着いて鍵盤を叩く暇がない、ということ。
そしてまた、昨年けがをして突き指を右手に負った結果、いまだに本復しきれず指が痛む、曲がりきらないなどの状態が続いています。
もう一つは、・・・あまり言うべきではありませんが、かつてちゃんとピアノの先生について習っていた頃に比べれば、今は格段にウデが落ちた(!)ということです。

いや元々からそんなに大それたテクニックなどはなかったのですが、それでも習っていた頃は音の伸びが今とちがっていました。

このDP603のおかげで、暇なときには即興で和声を作ったり、和声テキストの課題をその場で実施すると同時に鳴らしてみたり、音色を変えて弾いたりして、一人で悦に入っています笑             

尚美の貸しピアノを利用できた時代が私のピアノ練習の全盛で、長いときには4時間も5時間も貸しピアノ室に入り浸り、カロリーメイトを食べたり牛乳を飲みながらずっと弾いていたことを覚えています。

けれど私はもともとピアノの素質がなかったというべきか、いくら練習を重ねてもミスタッチがなくならない、トリルが打てない、と、不器用を地で行く体でした。

あるときピアノの先生から練習を指定された曲がショパンの「幻想即興曲」でしたが、あのメロディーは6連符、伴奏は16分音符の割り振りがどうしてもできませんでした。

そしてその後先生が替わって指定された「インヴェンション」では、やっぱりトリルが弾けずじまいで、右往左往している内に仕事で突き指してしまい、あえなく中断したままになっています。

それでも、今思い出してみたら、ヘタなりにそこそこの音は鳴らせていた、決して威張れるものではないですが、そう感じます。

それが今となってはロクに練習もしていない、突き指が怖くてあまり毎日キーを叩けもしない、という二重苦がのしかかってしまい、たまに弾くことがあると言えば、

・和声の即興演奏
・和声学テキストの課題実施例の演奏

という、いかにも「誰でもできるじゃん!」なレベルです。
これではあまりにDP603が可哀相なので、頑張ってそのうちリトライしてみようと思います笑

 

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