洋紀Hiromichiの部屋

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私の本『国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点!』が発売されました!

私の本『国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点!』が発売されました!

去る2月11日、私の本『国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点!』がAmazonのKindleから電子書籍として出版の運びとなりました。
いろいろ大変なこともありましたが、何とかお陰様、という感じです。

その後、こちらも原稿に少なからず修正を施し、多少文章も増やす作業を続けていましたが、「第2版」として本日再度上梓させていただきました。
作業に一週間くらいかかっているでしょうか。

というわけで今回はタイトルの通りで、私のKindle本『国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点!』のご報告と合わせて、外国に一度も行ったことがないままにTOEIC900点、英検1級を取得した私の学習方法を、そのいきさつとともにご紹介いたします。

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学習の仕方に効率の有無は必ずある

私は英語の学習を成人後、そこそこの年齢になってから再スタートしています。
だからそういう私の学習経緯を知った方なら、結果として本書は

「成人後に英語や語学を学びたいと思っている方たちをターゲットとしたノウハウ本、またはその苦労話」

のように考えるかも知れません。
確かに一面それは正しいと思いますし、実際私も学校時代とは違った苦労や体験に遭遇しながら学習を進めていて、そのような内容もゼロではありません。

ですが本書の主要なテーマは、そういった私自身の経験から端を発した形で、英語の学習の方法についてもっと広範な学習者の方たちを対象にし、

「どうやったらもっと効率的に学習できるか?」

というものにしています。

学習の仕方に必ず効率性の有無はあります。
だから「机に向かって“それらしい努力”を続けている」だけでは、必ずしもレベルアップは望めないのです。

英語の学習、中でも英単語の学習方法、というか習得方法についてはとりわけそれが顕著になる、そしてうっかりするととんでもない効率性の悪さで学習していることとなる!
それを私自身、身をもって体験しています。

そしてまた、その体験を経た中で、TOEICや英検、そして大学入試などにどうやって活用していくべきかを解説しているのです。

(新書) Kindle版 ¥320 諸岡洋紀 (著) 海外渡航経験ゼロ!パスポート持ったこと?一回もありません!英語力ゼロ状態からなぜTOEIC900点、英検1級へとレベルアップできたのか?知られざる秘訣を体験談と一緒に伝授!

やみくもに学習を進めてみてもなかなかレベルアップできない方も多いと思いますが、そういった方たちの中には、かなりの割合で効率の悪い学習の仕方をしている方たちがいると感じられます。

また、私もしかりです。
というか私自身、英語に限らず他の科目の学習方法なども含め、言ってみれば「目が点になるほど最悪で不効率な学習方法」をしていたと思います。

とりわけ大学入試を中心として非常に歩留まりの悪い、非効率的な学習の仕方をしたために大失敗した経験がありますが、そのような苦い体験上からも学習の仕方に効率の有無は必ずあるにちがいないのです。
これはあくまでも私自身の学習経験、そして十数年にわたる学習塾での英語パート講師として多くの生徒さんたちを教えてきた経験から、ほぼまちがいないことだと確信していることです。

ですので私ほどではないにせよ、そういう方たちに拙いながら一つの有効なアドバイスとして、本書を発表することとしてみました。

英単語力こそがレベルアップのキーポイント

いざこの本(新書)の原稿を書き始めると、あれも書きたい、これも書きたいと欲が出てしまい、結局160ページのボリュームに成長しながら、内容は単語の暗記と長文読解のノウハウだけになってしまいました。
(付記になりますが、本書の後に同じくKindleで発表された続刊の同書シリーズでは、リスニング力の涵養(かんよう)方法を中心として、細かく説明しています(下記の【追記】参照)。そして正直に言うと、英語力を全般にわたって伸ばす方法の説明となると、150,とか160ページ程度の新書本のボリュームでは不可能でした)

ただハナシを戻しますが、語学の習得でレベルアップを目指すとなると、まず第一に要求されるのが英単語力です。
英単語力がなければどうしても学術的で複雑な英文や内容に太刀打ちできません。
そしてまた英単語力というのは必ず英文読解力にも大きな影響を与えます。

だから、日常的な英会話のレベルで終止するにとどまらず、その上を目指そうとすれば必ず真っ先に大きなカベとして屹立してくるのが英単語力。それを効率的に伸ばしてやることです。
こう言い切ってもよいかと思っています。

【追記】
なお、後追いですが私の初めての著作となるこの「国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点!」は去る2018年11月25日、地元新聞である「房日新聞」の日曜版に広告を掲載させていただきました。

その内容は下のURL、当ブログの別記事に掲載しています。

房日新聞にKindle自著「国産ニッポン英語それでもTOEIC900点!」の広告が掲載されました。

英単語の暗記方法を細かく解説している本はゼロ?

ただ私自身の英語学習上で気づいたのですが、だからといっていざ英単語をどうやったら一番効率的に覚えられるのか?
20年ほど前に英語学習の再スタートを切った当初から今に至るまで、これを有効に語っている類書はあまり見かけませんでした。

いや、あまたに出回っている既存の英語学習ハウツー本には確かに暗記の方法を説明しているものもあります。
ですがあくまでも私自身の感想として、英単語の暗記方法・習得方法としてはほとんど効果のない、「無意味」な内容しか見かけたことがありませんでした。

よく見かける英単語の暗記方法や英語学習方法は

「口でしゃべって耳で聞いて、書いて覚えること」
「五感をフルに総動員すること」

というものだったと思います。
これは間違いではないと思いますし、現に実際私自身、こうした説明に倣(なら)って正直に学習を進めていた期間もありました。
ですが繰り返すと、上の様なやり方では覚えたりレベルアップはまったくといってよいほど不可能でした。

その後それに懲りて、自分なりの覚え方や学習方法に開眼し、ガツガツ英単語を覚えていったのです。

そしてその覚え方、学習の仕方というのはほぼまちがいなく私個人だけの問題にとどまらず、おそらく非常に多くの英語学習者にとっても有効であろうと考えています。
ですので一応、本書はそういう自己の体験をベースにして、可能な限りスペースをとってみることにしました。

なお、本書とは別に英単語力の育成方法については、このブログの以下の記事の中でも語っています。

英単語覚え方のコツ!知ると知らぬではド派手に違ってくるココだけの話


本書の内容とカブる部分もあると思いますが、本書とは異なる説明の仕方もしているはずです。
いずれにしても本書の特徴を自ら語ってみるとしたら、これまでにみられたどんな学習ハウツー本とも変わっている内容になっていると思います。

英単語を書いて覚えたことは一度もない

既存のハウツー本とどう変わっているか?
あくまでも私自身の実体験から得られた苦労、そして工夫をまんべんなく取り入れて、かなり独特な説明を取り入れている点もありますが、その中の一例として、本書の中でも語っているとおり、

実は私は英検一級、TOEIC900点台を達成する過程の中で、英単語を紙に書いて覚えたことは一度もないのです。

これを聞いたらまずまちがいなくどなたでも驚きます。
ですが私なりに自信があるためにあえて言いますが、私以外のどなたであろうと、英単語は紙に書かなくてもちゃんと覚えられます。

そしてこれに合わせて人間の記憶というものを巧みにとらえながら、最も効率的に良いであろうと思われる覚え方を指南している。
ここに本書の特徴があると自負しています。

ですがそんなに複雑怪奇な内容ではないはなく、本書は単語の覚え方や長文の解き方まで、初学レベルの方たちにとってもできるだけ細かな説明を施したと考えています。

同時にその結果、どうやればよりカンタンに単語を覚えられるのか?
ひいてはどうすればよりTOEIのC高得点や英検の上級を狙うことが出来るのか?
そういうポイントをこさえていき、そしてそれに付する回答を出来るだけ平易に、そして実行しやすく説明を試みたつもりです。

私の言うことに素直に従って学習した生徒さんは伸びた!

私は長らく学習塾で英語を担当し、中学高校生に教えてきましたが、私の独自の覚え方、勉強の仕方を受け止めてくれた生徒さんは確かに点が伸びてくれていました。
中には英単語をどうしても覚えられない、という生徒さんに30分で覚えさせ、単語テストが満点近くに達したケースがあったりします。

ちょっとしたやり方、覚え方を変えるだけで確かに伸びるのです。本書はそういう私自身の実体験に基づいています。
本書は今回そういうわけで英語学習の部分的な分野についてのみしか取り上げられませんで氏が田、今後、続編として本冊で説明しきれなかった内容を続刊に盛り込むつもりで、具体的にはリスニングその他、様々な体験録を2冊目、3冊目に入れていきたいと思います。

【追記】2020/01/07
本書の続編『国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点! 2』を2019年12月20日にKindleで出版いたしました。
リスニング問題の攻略法を中心に、リスニング力のレベルアップが主なテーマになりますが、それ以外にも本書で説明しきれなかった種々のポイントについても説明しています。
また、英語力の錬成に伴って体験した私自身の経験談も、本書以上に盛り込んでいます。

(新書) Kindle版 ¥350 諸岡洋紀 (著) 生粋の日本人でも海外経験なしの独学でTOEIC900点?英検1級・準1級受験と合わせて知っておくべきTOEICリスニングの壁を破る意外な学習方法と落とし穴!

その紹介ページは下のリンクになります。

二冊目のKindle本『国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点! 2』が発売されました!

というわけで続編『国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点! 2』の出版(というか、電子書籍Kindleだから「発表」?爆)もできましたが、1冊目の本書から2冊目までずいぶん長い期間が経ってしまいました。
その理由には、1冊目の本書の出版作業で腰を痛めてしまい、その養生にかかっていたためもあります。
それほど深刻な腰痛ではなかったのですが、それでも生活の上では悩まされたところもあり、続編の取りかかりに臆病になっていました。

学校時代の大失敗が英検一級、TOEIC900点突破の引き金に

ということで、今回は拙著『国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点!』のKindle本発売のご報告でした。

(新書) Kindle版 ¥320 諸岡洋紀 (著) 海外渡航経験ゼロ!パスポート持ったこと?一回もありません!英語力ゼロ状態からなぜTOEIC900点、英検1級へとレベルアップできたのか?知られざる秘訣を体験談と一緒に伝授!

本書でも語りましたが、私自身は今の年齢に至るまで一度も外国に行ったことはなく、パスポートすら作った経験もありません。
だからよくよく考えて見れば、そういう身の上でありながら外国語の習得方法を他の方たちに伝授しようというのはあまりにおこがましいはずですし、私自身もそれは痛感しています。

ですが一方で、私の様に「正しい学習方法を知らないがために、人知れず大変な努力をしていながら、それでもレベルが上がらずに苦しんでいる人たち」が相当数いるのではないでしょうか。
そういう人たちへの朗報の意味も込めているつもりですし、かつまた

外国に行かなくとも、日本国内の勉強だけでこういう英語力にはなれるんだ!

ということ。
私自身はゼッタイに成績優秀な人間ではありませんが、こうした事実をお伝えすることで、何かの啓発になってくれれば幸いと思います。

最後に今だからボヤいてしまいますが、英語学習の再スタートとはいえ、特にTOEICのリスニング学習では本当にたっぷり躓(つまづ)いて、たっぷり遠回りの学習をしていました。本書で語っている「宣伝」にも振り回されました。
アタマの良い人はそういう“道筋”を誤ることなく一直線で進んでいくんだろうな、とうらやましく思います爆


2018年2月13日 投稿
2022年1月9日 内容を修正増補し再投稿

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