洋紀Hiromichiの部屋

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鬼滅の刃が好きな理由をいろいろ考えてみた?他の漫画とは違う魅力とは

いま大人気の漫画で「鬼滅の刃」というのがあります。
なぜか私もハマってしまって、毎回テレビで放送のアニメでも(リアルタイムではないが)必ず観ています。

子供の頃から漫画は好きでしたが、それでも原画展とかフェスとか、訪れたことはついぞ今まで他のアニメや漫画ではしたことがありませんでした。

それだけ鬼滅の刃が気に入ってしまった、ということになると思うんですが、今回はなぜこの鬼滅の刃がそんなに好きになっているのか?
その理由を自分なりに探ってみました。

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「鬼滅の刃」とは

私が語るまでもないですが、「鬼滅の刃」はもともと少年向け漫画週刊誌で一番人気の「少年ジャンプ」で何年も前に連載しています(2016年~2020年、作者:吾峠呼世晴)。
すでに最終回を迎えて終了したものの、さらにその数年後の最近になって再度人気が爆上がりしているという、ちょっと数奇な運命の漫画です。


昔の時代劇よろしく日本刀を振りかざして「鬼」を相手に大立ち回りするという漫画なので、どっちかというと一回り二回り年齢が上の読者向けかな、と思いきや、現在の若い世代にも相当な人気の勢いという漫画。

漫画というか、今人気が鬼のように上がっているのはそのアニメ版がセンターをとっている、といってよいくらいかも知れません。
いずれにしても、漫画のターゲットになっているのはその証拠に「少年」ジャンプで連載でしたからね。

しかもこのネット時代、海外でも日本のアニメ・漫画好きの若者たちの間でも鬼のような人気ぶりだとか。
やっぱりすごいポテンシャルなんだと思います。

私自身も若い世代とは言えませんが、それでも不思議な魅力を感じています。
それで結局、漫画の単行本つまりジャンプコミックスを全巻買ったり、けっこう高いお金を払って原画展に入場したりしています。

原画展に行ってきました。
そしたらこういう「特製ミニ色紙」をプレゼントされました!
作者、吾峠呼世晴氏の描きおろしということです。
吾峠氏は単行本の中で読者へ何かを伝える際、非常に低姿勢で物言いしているのが印象に強いですが、そんな読者を大切にする吾峠氏の心遣いがうかがえます(^^)

昔の「チャンバラ時代劇」を今風に?

かつて私たちが子供の頃は、まだまだ時代劇が全盛でした。テレビのブラウン管の中では主人公の剣豪がその凄腕で悪人をバッタバッタとなぎ倒す、いわゆる「チャンバラ番組」が大流行でした。

当時の主な番組を出すと、「素浪人月影兵庫(主役:近衛十四郎)」、「素浪人花山大吉(主役:近衛十四郎)」、「水戸黄門(主役:東野英治郎)」それから「銭形平次(主役:大川橋蔵)」などがきら星の如く茶の間を席巻していました。

それをは老人はもちろんのこと、大人にも小さな子供たちにも人気があったと感じます。

ウチの祖父母も二人して夜寝ながら「銭形平次」を観ていましたし、そして私自身もそういう世代を生きてきた1人です。舟木一夫さんの歌う銭形平次のオープニングソングは今でも耳に焼き付いています。

「素浪人花山大吉」などは大好物で、毎回欠かさず、再放送があればそれも全部観ていました。

そのため少なくとも私の場合、小さいときから経験してきた時代劇の面白さにかなり近い印象を持たせてくれるのが「鬼滅の刃」であり、この漫画への興味につながっているのではないでしょうか。

何しろ「鬼滅の刃」では主人公の竈門炭治郎を始めとする鬼殺隊が、昔テレビで観てきた懐かしい日本刀を振りかざして鬼を退治するという、獅子奮迅の活躍を続けているわけです。

ただ、そんな私の子供時代と比べると、今の時代劇と呼べるテレビドラマはそこまで人気を博しているとは言いがたそうですね。
ムカシのように「老若男女こぞって」観ていたレベルほどではなさそうですし、何よりネットによる動画配信が盛んな今ではテレビの存在意義すら揺れていると言われているようです。ブラウン管の時代よりも画像がきれいになっているのに、ちょっともったいないですね。

《こぼれ話》最近はアニメや映画でも時代劇をバックグラウンドにした作品が人気?

ここでちょっと脇にそれて《こぼれ話》を。

少し前、テレビで時代劇の人気が低迷しているというメディアの記事がありましたが、そういう世相のあおりを食らった形で、長らく配役を交替しながら続いていた長寿番組「水戸黄門」が、民放のレギュラー番組から降ろされことがありました。
その後も時代劇というジャンルの人気下落ぶりは続いているようで、現在はNHK大河は引き続いているものの、他に視聴できるとすればBS、あるいはたまに地上波のスペシャル編として観れるようです。

ただ最近ではそのような「実写(と言ってよいかな?)」による時代劇に変わって、アニメやアニメ映画での「チャンバラもの」が何気に静かに流行っているようです。
私は観ていませんが「るろうに剣心」などはその筆頭ではと思います。

だから思うに、日本人というのは若い世代も含めて、不思議と自国の昔の世代、世界に惹かれたり興味が湧いたりするのではないかとも思います。
そういう傾向は世界のどの民族でも大なり小なり同じだろうと思いますが。

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昔ながらのハッキリした「勧善懲悪」と主役・炭治郎のキャラクターも

鬼滅の刃が好きな理由として他に上げられるとすれば、そういった時代劇の流れを汲むような形で、昔ながらの「勧善懲悪」、それをハッキリとわかりやすく全面に押し出している漫画だから、とも言えそうです。

もともと少年ジャンプに連載の漫画なので、本筋的にはそれこそ「少年」世代に受けるコンセプトで配役のキャラや設定を作っていったハズなので、ヘンに結末や筋をひねらずに主人公を始めとする鬼殺隊の面々は一部を除いて「清廉」「正義漢」「勇気」「根性」などなど、ポジティブマインドをフルに湛えたキャラクターがそろっています。

そして対峙するのは古来から忌み嫌われていて、私たち日本人も子供の頃から童話や昔話で飽くなき体験を繰り返してた「鬼」。
こういう要素が詰め込まれているために、私だけでなく私と同世代の人たちにも人気を呼んでいるんだろうと思います。

潜在意識のツボにまでハマってきている作品?相性もあるかも

アニメのテレビ放映している時間は毎シーズンかなり深夜なので、決してリアルタイムでは見ていないんですが、それでも毎回PanasonicのDIGAに予約録画して何度も視聴しています。

この頃なんかは夜中に目が覚めて二度寝も多くなる中、なかなか寝付けない時など、AmazonのPrime VideoをiPadで音声のみ聴いていたりすると、すぐに寝落ちます。
不思議なんですが、それこそYouTube動画の朗読とかを聞いているよりもハッキリよく寝れますね。

だから、と言いますか、この「鬼滅の刃」というのは自分の潜在意識のツボにまでハマってきている作品なのかな?
とも思っているこの頃ですね。

鬼殺隊「柱」の中でいちばん好きなのが煉獄さんですね。
「鬼滅の刃カレンダー」は22年から毎年買っていますが、煉獄さんが活躍した「無限列車編」の22年はお気に入りです。
外見も不動明王の化身のように見えるし、キャラクターも抜群にて颯爽としています。


繰り返しますが「鬼滅の刃」はもともと漫画週刊誌「少年ジャンプ」で何年も前に連載されて、最近になって再度人気が爆上がりしている漫画で、アニメや映画でもスゴイ話題を呼んでいます。

特にちょっと前にリリースされた「鬼滅の刃 【無限列車編】ー2020年10月16日公開」というのは歴代の国内興行収入がトップだったということですね。
それまで首位だった宮崎駿アニメ「千と千尋の神隠し」を抜いてしまったということだから驚きの人気です。

でも上の様に、私自身の寝付きにさえもしっかり応えて効果をくれている作品なので、今後も自分にとって「鬼滅の刃」とは離れられないかも知れません。(笑)

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