洋紀Hiromichiの部屋

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自作曲「ピアノのための前奏曲 変ホ長調」

自作曲「ピアノのための前奏曲 変ホ長調」

久しぶりで自作曲をアップしてみました。
といっても以前作った「ピアノのための前奏曲 変ホ長調」で、今回かなり修正を加えたものになります。

今はもう閉鎖しましたが、自作曲ご紹介サイト『丘の上の小径(おかのうえのこみち)』でご紹介中でした。

お聞きになればおわかりの通り、けっこうバッハをオマージュ(爆)しているイメージの曲です。

今回はこの曲のご紹介とともに、その作曲のいきさつをお伝えしてみます。

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作曲の経緯は一番の変わり種?新設サイトのためだけにつくってみたのが「ピアノのための前奏曲 変ホ長調」

数ある私の自作ナンバーのうち、この「ピアノのための前奏曲 変ホ長調」は作曲の経緯、いきさつから考えていくと一番の変わり種
そう言って良さそうです。

というのも、私の自作曲のうち、この曲だけが唯一、新しく自分のホームページを立ち上げたのにちなんで、そのBGMとして作った曲だからです。

他の自作曲は、ホームページなどでネット上に発表する以前も含めて、あくまでも曲は曲として自分のサイトやホームページからは独立したものとしたものにすぎません。

それに対してこの「ピアノのための前奏曲 変ホ長調」というのは、かれこれ10年以上も前に新設して運営していた「hiromichiの部屋」というサイトが、自分的にけっこう骨折ってホームページの仕様や内容を作り込んでいたこともありました。

特にそのサイトでは自作曲を多数アップしながら、ちょっとした自作曲、編曲の譜面、そして同時にいろいろと音楽関係の持論や苦労話を盛り込んでいました。

実際他の方たち、特に音楽関係でリンクをいただいている方たちのサイトもすごく充実していましたので、自分もそれらの方たちに追いつこうとかなりリキを入れていたところもありました。

そんな鋭意で構成し、運営していたこともあったためか、BGMとして新たに曲を作ってみようか、というモチベーションにつながったわけです。

当時はMIDI音源の全盛期!音質もそれなり

ですが、当時この曲を作ってアップした頃というのは、元々MIDI音源の全盛期でもあり、今ト比較すれば一曲一曲はごくごく小さなファイルでもありました。

だから当時、容量の少ないホームページのスペースでも多数の楽曲を入れられたトも言えますが、言い換えれば今では楽々使いこなしているMP3などは全然使えなかったと思います。

このため、音質という点ではどうしても劣っていました。
また、とりわけ昨今ですが、同時にMIDI音源ですと未対応のブラウザが多くなってしまっています。

ですので、これをいつかはMP3音源に移行するつもりでした。
⇒(譜面や曲、写真など、当ブログのコンテンツについてはこちらを参照)


(ご注意:上のリンク画像は、リンクは生きていますがクリックしてもサイトは閉鎖済みで、「ファイルが見つかりません。Not Found」のコメントが現れます。一応メモリアルのために残しておいてあるものですので、あらかじめご了承ください。)

また、同時に修正すべき箇所がある事を感じていたので、今回アップロードと同時に併せて行ってみたものです。
ところが上のようにして曲のファイル形式を変えようとすると、いろいろと困った問題が立ち上がります。

その中で一番の問題は、ファイル形式を一新しようとすると、今まで駆使して慣れてきた作曲ソフトを使用できなくなる、ということ。
同時に、新しい作曲ソフトによって作り直していく必要がある、ということです。

このため、今回のアップも、従来使い慣れていたソフトSONAR(Roland)から、スコアメーカー(KAWAI)に移行し、同時にスコアメーカーの処理や操作に慣れなくてはなりませんでした。

この「ソフトに慣れていく」のが一番手間暇がかかるわけで、結局今回こうしてなんとか「ピアノのための前奏曲 変ホ長調」をアップしましたが、他の多くの曲はいまだ作り直しに及び腰になってしまい、そのまま手元に眠っていたりします。

今後、時間をかけてボチボチとこのブログ上でアップしようとは思いますが、そんなわけで今は「これだけで手一杯」というところでしょうか。

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【曲のご紹介】曲想は新座市内の散策で得た印象がベースに

そんなわけで前置きが長くなってしまいましたが、下にこの曲をご紹介しておきます。
下の曲ゲージ、左端の▽をクリックすれば曲がスタートします。
よろしかったらご試聴ください。


【必ずお読みください】これら自作曲については著作権など重要な規制事項がありますので、下の別記事にてご確認願います。

当ページ上の自作曲などのご視聴などに当たっての著作権などの規制事項について

そして、この曲と一緒にアップしてご覧いただきたいと思うのが、下の画像になります。
下は埼玉県新座市のケーキショップ店頭。
多少は曲のイメージに近いかと思うので笑

今ではがっつり値打ちものに廃れているデジカメ「FUJI Fine Pics f32」で撮ったもので、それこそこの「ピアノのための前奏曲 変ホ長調」を作曲する何年か前に写しました。

このケーキショップも今どうなっていることか、その後新座市を訪れたことがないのでわかりませんが、個人的には緑の多い、あの静かな町並みに惹かれてよく散歩したものでした。

ですのでこの曲の曲想は、新座市を散策して得た印象をベースにしながらできあがったと言えそうです。
ご笑覧頂ければ幸いです。

曲の構成はけっこう「力業(ちからわざ)」?自分のバランス感覚のみが曲構成のよりどころ‼

なお、曲の内容について一言付け加えますと、上でバッハのオマージュだとか偉そうなことを言ってしまってすみませんでしたが、こういう風に
言ってみればソナタ形式の勃興する古典は以前の曲のスタイルを目指すとなると、特に曲の構成についてはけっこう力業(ちからわざ)です。

というのも、結局こういう「前奏曲」など、自由なスタイルの曲はソナタ形式のような形式がないからですね。

そうなると、曲の構成は作る自分バランス感覚にかなり依存する部分が大きいようです。要するに自分で何でもかんでも決めて行かなくてはならなくなります。

だから、この曲を作ったのは確かにもうかれこれ一〇年以上も前になりますが、いまだに手直しが満足できず、今回アップしたのもごく最近まであちこちを修正してみているものです。
小さな曲ですが、そんなわけでいまだにこの曲は自分にとって苦労の多い曲ですね笑

(投稿日: 2018年11月14日 12:22 のち2021年1月12日 17:25に大幅編集)

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