洋紀Hiromichiの部屋

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Mac USキーボードWindows上でアンダーバー「_」を表示してみよう!

USキーボードのMacBookを使っています。
そのMacBookでWindowsを使っていますが、同じような使い方をしている方も多いと思います。

ですがそんなUSキーボードMac上でWindowsとなると記号の表示、とくにアンダーバー「_」の表示がやっかいになります。
MacやMacBook本体のキーにその記号が表示されていても、それを押して目的の記号が出てくるとは限らなくなるからです。
というか、キーの表示とはほとんど別な記号が表示されることになります。

今回はそのうち最も表示のやっかいと思われるアンダーバー「_」の表示の仕方をつかんでいこうというハナシです。

ー注意ー
なお、ここで取り上げているMac上でのWindowsはBootCampを駆使したWindows10を利用しています。Mac上でWindowsを使用する場合、他にメジャーとしてParallelsを利用してWindows10,11を操作する方法がありますが、私はParallelsを使ったことがないため、Parallels上でのWindowsとの違いやその固有の要領などについては割愛させていただきます。

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USキーボードのMac&Windows上で、特定のキーを打つだけでアンダーバー「_」を出すのは無理!?

いったいどこのキーを押せばアンダーバーつまり「_」が出てきてくれるのか?

最初に結論から言います。
はっきり言ってこれはもう無理です!

いや、もっと具体的には、全く無理だというのではないです。
表示できなくはありません。

けれども、キーボード上で特定のキーを打つ、それだけでアンダーバーを表示出来る、とはもはや言えない。
だから他の方法に頼るしかなくなってくる。
そういう意味です。

たとえば、MacやMacBook上で、それがUSキーボード搭載の機体だとしても、OSがMac本来のMacOS上だったら、

「shift」キー + 「-」(マイナス)キー 

でちゃんとアンダーバー「_」が出てきます。
これは文字入力がATOKなどの日本語入力であっても英語入力であっても同じです。
(ただしアンダーバー自体のフォントは日本語のもの「_」と英語のもの「_」とに変化ますし、両者を入れ替えたりすることもできます)
ちなみに、「-」(マイナス)キーは「0(ゼロ)」キーのすぐ右横です。

というわけで、順繰りに問題を切り分けて整理していきますが、まずMac上でUSキーボードを使って日本語入力システム(Mac搭載またはATOKなど)を使うとなると、この時点でいろいろとやっかいなケースに遭遇することになります。
そのうち大きな問題になるのが

日本語キーボードのMacのOSを使うときとはキーボード上で記号の位置が異なる

という点。
いろいろな記号を表示しようとすると、もはやMacやMacBook本体のキーボード上に表示されているキーとはまるで違う場所のキーを押さなくては表示できなくなる、そういう場面に大半ぶつかります。

USキーボードのMac・MacBook上でWindowsは完璧な「沼」

でも、たんに「USキーボードのMac」だったらまだよいです。
OSが本来のMacのOSを使用している限りだったら、ネットを検索すれば何かしら正しいキーの打ち方を見つけることができるからです。

ですがそんなUSキーボードのMacとかMacBookが、Mac本来のOSではなくWindowsと来ると、ネットで探しても出てきません。
少なくとも私が探した限り、全然ダメでした。

このUSキーボードを搭載したMacやMacBook上で、MacOSの代わりにWindowsを使おうとすると、そういうわけでネット上でもハッキリしたキータッチが見つからず完璧に沼です。

と言うわけでここまでまとめてみますと、単にUSキーボード搭載のMacやMacBookについて、「本来のMacのOS上でUSキーボードの各記号の打ち方」までならネット上でもいろいろ見つけることもできますが、そこにさらにWindowsを導入して、各記号の打ち方を探ろうとすると単なるキー操作では追いつきません。「闇」「沼」の状態になっています。

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方法は3通り

ではどうやったらアンダーバーを出すことができるのか?

私が気づいた、あるいはネット上で見つかった方法は合わせて三つです。

ざっと示すと以下の方法になります。
レアな内容かも知れませんが、今現在BootCampを駆使してUSキーボードのMac上でWindowsを利用している方たちには役に立つのではないかと思います。

  1. Windowsを日本語配列から英語配列に変換し、その上で「shift」キー+「マイナスキー」を押す
    (注意)この方法はいったんWindowsからサインアウトし、その後は英語配列に変わったWindowsを使用することになります。
    私はサインアウト後の操作に懸念があるためまだ試したことがありませんので、ここでは手順のみ説明するにとどめます。

    このためには今使っている日本語配列からWindowsを英語配列に変える必要があります。この操作は以下の通りです。
    ・「commandキー(=Windowsキー)」↓
    ・「設定(歯車アイコン)」↓
    ・「時刻と言語」↓
    ・左カラムで「言語」↓
    ・右側スペースの下部「言語の追加」から、英語(米国)↓
    ・上記英語(米国)インストール終了後、その上の「Windowsの表示言語」で、英語(米国)を選択↓
    ・その後いったんWindowsからサインアウトして再起動の表示。
    ・再起動後は英語配列に変わり、改めてサインインの必要があるのでサインイン。
    ・英語配列のWindowsで、Windowsアクセサリの「メモ帳」等にアンダーバー「_」を適当な数だけ記載する。先述のとおり「shift」キー+「マイナスキー」で「_」が現れる(と思うm(_ _)m)。↓
    ・その「メモ帳」等をデスクトップなどに保存↓
    ・上の「commandキー」以下の手順で、英語配列から日本語配列に戻す操作をし、再度サインアウト+サインイン↓
    ・保存していた「_」をコピペして使用

    この方法の一番の欠点は上記でも分かるように相当な手間です。
    たった一つの「_」をキーで打つのに二度のサインアウトとサインイン、そしてこれだけのWindowsの操作です。

    加えて、私はまだ試したことがないのでその詳細を語れませんが、英語配列に変換後のWindows操作は、MacやMacBookがもともと英語USキーボードとはいっても、その中で日本語の表記を駆使する必要も出てくるはずです。
    となると、その時点でまた手間取る可能性があると考えられます。
    ということで説明した手前で申し訳ありませんが、正直おすすめはしかねる方法です。

    私の愛機(?)「MacBook Pro2016 USキーボード」です。
    IntelCPUなのでBootCampによるWindows10の導入ができて、MicrosoftOffice利用では特に助かっています。
    ですがWindows10のサポート終了がもう目前なので、そろそろParallelsなのかなあ、とぼやいています爆

  2. MicrosoftIMEやATOKにアンダーバー「_」を単語登録
  3. 特定のキーを叩くだけではもはやアンダーバー「_」の表示は不可能。こういう結論に至った以上、上「1.」の他にはどんな方法があるかというと、日本語入力システム上における「単語登録」という手があります。以下、日本語入力システムでメジャーなATOK、そしてMicrosoftIEMについて説明してみましょう。

    まずはATOK。言わずと知れたJUSTSYSTEMによる超人気の日本語入力システムです。
    ・まずデスクトップ右下にあるATOKのアイコンの一つ(赤丸)を右クリック↓
    (赤丸の中が平仮名「あ」になっていてもかまわず右クリックで大丈夫!)

    ・表示されたメニューの内、一番下の「ATOKメニュー(M)」を(左)クリック↓

    ・表示されたメニューの内、一番下の「単語登録(W)」をクリック↓

    ・現れた「ATOK単語登録」画面上に、下の画像のようにアンダーバーを記入して「OK」をクリックすれば終了↓

    そしてMicrosoftIME。手順は以下の通りです。
    ・ATOKと同じく、まずデスクトップ右下にあるIMEアイコンの一つ(赤丸)を右クリック↓

    ・表示されたメニューのうち中ほどにある「単語の追加(D)」をクリック↓

    ・現れた「単語の追加」ウィンドウ上で、ATOKの時と同じ要領でアンダーバーの登録を行い、「OK」で終了。

  4. MicrosoftIMEやATOKなどの日本語入力システム上で、「アンダーバー」と入力すると、その下に表示される文字変換候補のトップにアンダーバー「_」が現れるのでそれを選択する

    ハッキリ言って、これまであげた三つの方法の内でこれが一番簡単です。
    MicrosoftIMEやATOKは学習機能が非常に優れているため、こういう入力をする何度かするうちに推測機能が働き、その結果、単に「あんだー」とか「あん」、または「あ」と入力するだけで変換候補の最上部に「_」が現れるようになります。

    これを活用するようになれれば、むしろキーの組み合わせとかショートカットキーなどよりも一番簡単にアンダーバーを表示できます。
    さらについでとして、このように日本語からの変換候補を使えば「@(アットマーク)」なども表示できます。

Microsoftのアカウント上でアンダーバーを使っているなら方法「3.」がおススメ!?

ということで、今回はWindowsを利用したUSキーボードのMac(Macbook)で、どうやったら「_(アンダーバー)」を出せるのか?
これを取り上げてみました。

ネット上でも他にはなかなか見当たらない情報のはずなので、結構レアであると同時に役に立つかもしれない(?)記事になっているのかもしれません。

個人的なハナシとして、私のMicrosoftアカウントでは、その文字配列にこのアンダーバーがあります。
ご存じのとおりMicrosoftのWindowsはアップデートが多く、その際には一度再起動を強要されたのち、ブルースクリーン画面上で再度のサインインを迫られることがよくありますが、その際にこのアンダーバーをどうやって打ち込めるのか?
がものすごく壁でいつも戸惑いました。

ただそんなサインインの際でもMicrosoftのIMEが使えて文字の変換ができますから、そこで「アンダーバー」などと打ち込めば変換候補として「_」が出てきます。
つまりこれは上でご紹介したうちの最後の方法「3.」に当たりますが、これを知った後は本当にひと安心でした。

ということで、自画自賛の最後に落ちて申し訳ないですが、少しでも閲覧されている方たちのお役に立てれば幸せです。

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