膝が痛くなることはありませんか?
膝の痛みというのは加齢につれて訴えられることの多い体調不良、その筆頭格かもしれません。
けれど最近では若年の人たちもやっぱり何らかの体の故障のなかで、膝の痛みを抱える人も多そうですね。
その膝の痛みを治す方法、ネットを見たりドラッグストアに立ち寄ると、それこそピンからキリまで薬やツボ、ストレッチや体操という具合に無限大の情報や方策が行き交っています。
私もまた膝の痛みをときおり感じてしまう世代になっているのですが、実のところそんな海のように広くて深い「沼」に入らずに、自分で考えついた方法を見つけています。
そして、それを実行するたび膝の痛みがなくなってほっとしています。
あらためて言われてみれば
「なんだそんなたいした方法じゃないじゃないか!」
みたいなところがあります。
本当にたいした方法でもないです。
でも気づかないまま膝の痛みが悪化すればつまらないし、そういう痛みの狭間にある他の人たちを無視するのもどうだかな?
ということで、私が行っている膝の痛みを治す方法、ちょっと語ってみましょう。
自転車をフル活用!運動不足を自転車で埋め合わせ
前もってお断りしておきますが、あくまでも下にお伝えするのは、私の個人的な膝の痛みを治す方法です。医療システムの介助や処置によらず、自分で考えて発見して、行ってみた方法ですので、医学的な根拠とか信憑性を語るものではありません。
だから医学的な根拠は皆無に近く、他の方たちに適するかどうかは全くの保証外になります。
ようするに
「こういう方法自分で見つけてやってみたが、これが自分には合っていた、よかったので私は治しました」
というのみであり、他の方がこの方法をとるかどうかは全くの自己責任であり保証もできません。
だからそれを他人にお勧めしたり公言することは絶対できませんので、その点はどうかご承知おき願います。
私はもともと好きだった自転車の活用を考えました。
最近はノマド作業で、ノートパソコンを抱えて地方に滞在しながら作業することが多くなっています。
それで、ノマドでデスクワークなどをするにも最近は宅配で折りたたみ自転車を外出先の宿に持ち込み、そこで自転車を乗り回している毎日です。
自転車を乗り続けているといつの間にかそれまで感じていた膝の痛みがなくなり、ついでに腰の痛みもなくなってきています。
運動不足による筋肉の衰えから膝の負担、そして膝の痛みに
大体おわかりと思いますが、私の膝の痛みは、まずもって運動不足が一番の原因。
こう判断しました。
自家用車を数年前に購入以来、歩くことも少なくなりました。
そうしたところ、まず腰が壊れています。
それと前後して、膝の痛みも起こりました。
運動不足が常態化してしまっていた結果、どうやら足腰の筋肉が乏しくなってしまい、それで下半身の関節部分に余計な負担がかかってきたみたいです。
そこへ持ってきて、あぐらをかくなどすると膝の関節がよじれたままの姿勢になるわけですし、椅子に座っ何かのデスクワークをするにも腰回りの筋肉が落ちてきてしまっている。
ヒポクラティックサナトリウム滞在中、石原結實医師の講話で学びましたが、筋肉が落ちると血行が落ちますし、体温の低下にもつながります。それが免疫機能の低下に飛び火するという悪循環を生むことになります。
ですから、単に膝の痛みをなくすだけでなく健康維持なんとかしてこの運動不足を解消しなくてはなりません。
逆に考えれば、膝の痛みが出てきたというのは、そうう健康維持の均衡が崩れかかってきている、そういう体のサインでもあるはずです。
念のためあくまでも、私個人の場合です。
しかしながら。
いたずらに運動不足だからといってとってつけたように足腰を動かして、雑に無理な負担をかけ続けていくと、落ちた筋肉の足腰がオーバーワークにもなりますし、変に関節もねじれる恐れも出てくるでしょう。
自転車に乗り続ければ足腰、体のねじれは起こりにくい?
そこで自転車、というわけです。
運動にもいろいろな種類があります。私もこの自転車の他、自宅に粗末ながらウェイトトレーニングの器具を買って、数年前から少しずつですが折を見てダンベルを使ったりバーベルを持ち上げるようなことをしています。
そのほか、自宅庭先の菜園というか畑地でちょいちょい作物を作ったり耕したりするという肉体作業を続けています。
伊豆の断食道場・ヒポクラティックサナトリウムの院長でもある石原結實医師が力説しておられます。
それによると筋肉というのは非常に大切で、一つには筋肉を増強することで身体の体温がアップするということ。
そして体温がアップすればその分免疫機能もアップする、血行が良くなるし、消化器官の働きなども改善されるなどの大きなメリットがあるとのことです。
その逆は、もちろん逆の効果、つまりはマイナス効果です。
石原結實医師の提唱する1日1食を私もここ数年続けていますが、毎回のサナトリウム内での講義の中で、この「体温アップ」「筋肉増強」「免疫機能強化」は同医師が継続して主張している内容になります。
その一環として断食や1日1食を石原医師が奨励されているわけですが、素人の個人的な感想としては、膝とか腰の痛みもまた免疫機能の強化でかなり治癒が望めるのかもしれません。
実際、毎回こちらのヒポクラティックサナトリウムで一週間ほど断食を過ごした後では、それまで感じていた膝とか腰の痛みもなくなっています。
【個人的意見】ウォーキングを必ずしもおすすめできない?その理由とは
ところで、足腰の運動不足解消で自転車よりもよく話題に上がるのが散歩とかウォーキングではないでしょうか。
ウォーキングを30分続けることで、発汗できて体温が上がるし、セロトニンという「幸せホルモン」の分泌が期待できる。
よく聞くセオリーです。
私も実は自家用車を数年前に購入以来、歩くことがめっきり減ってしまいました。
それが原因かどうかは断定しかねますが、そうやって日常的にウォーキングの時間が減った後、しばらくしたら腰痛が発生。
今まで経験したことがないレベルで腰を壊しています。
それと、これは自家用車購入前にもちらほら経験しましたが時折膝の痛みはありました。
痛みが増すごとに通い付けの整形外科のお世話になっていたものです。
だからウォーキングの時間が減ったから膝の痛みが出てきた、とも言えないかもしれません。
ただ一方で、人間の足の長さは左右で異なることが多い、という話を聞いた方も多いのではないでしょうか。
どうやらこれは私個人にとっても事実のようで、私もよく整体院を訪れたりすると、処置する先生に左右で足の長さが違うことを指摘されます。
ここまでいうと大体察しはつくと思いますが、左右の足の長さが異なったまま、歩行をと、微妙に体のバランスが崩れたまま筋肉運動を続けることになるわけです。
その結果、変に偏った歩行習慣や筋肉運動の習慣がついてしまい、ひいては特に下半身の関節部分に変に負担が来てしまう。
ウォーキングが体に良いからといって歩行運動を続ければ続けるほど膝とかが痛んでくるかもしれない。
素人目線ですがそういう推測が出てくるのではないでしょうか。
だから、もしも私のように両足の長さが左右で異なるような指摘をされている方の場合、安易にウォーキングを重ねると膝とか足首などに余分な負荷が蓄積すしてしまうことも想像できてしまいますし、かえって膝を悪くする可能性もあるのではないでしょうか。
こういった理由から、私の個人的な思いとしては、ウォーキングを必ずしも諸手でおすすめできないのです。
逆に、これもあくまで私個人の推測ですが。
自転車を活用すると理解できますが、自転車に乗ることで行われる運動というのは、ペダルを踏み込むことで決まった方向にしか足は動かず、筋肉にかかる負荷もウォーキングと比較してずっと限られた方向にすぎません。
しかも上半身はサドルにまたがることで、たとえ両足の長さが違って下半身がねじれ気味であっても、上半身の体重からくる不都合な負担というのはほとんどなくなります。
だからそういう風に両足の長さが異なる、それで下半身の均衡が微妙にずれているようなケースでは、ウォーキングよりもむしろ自転車の運動が適している、と思うのですがいかがでしょうか。
まずは専門医の診察を受けること
膝の痛みは、その原因もいろいろありますし、それに合わせて治す方法も変わってくるはずです。
だから一概には言えませんが、
膝の痛みを感じたらまず整形外科など専門医の診察を受けて原因をハッキリさせることが大切。
いろいろお伝えしましたが、これはいつでもハッキリ言えるはずです。
私もまた膝の痛みを感じたり腰痛があったときなどは、まず通い付けの整形外科で診察してもらい、リハビリ治療を受けていますし、あくまでもこれまでにお伝えした
「自分の膝の痛みには自転車の運動が合っている」
と判断したのは、あくまでも自己判断ながらそういった専門医の診察や治療、意見を聞いた後です。
というわけで、今膝の痛みを感じておられる方々。
この記事が何かの参考になっていただけたら幸せです。